マリンバラッド（2007年生、母マリンゴールド）

マリンバラッド（2007年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のムーンバラッド（当時8歳）と交配したマリンゴールドが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方12戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、エブリイニューデイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月1日、中9週で迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

3歳（2010年）

1月17日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた10戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアイリス賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カミダノミにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

5月9日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

7月18日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入った。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島信二騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月4日、中6週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、くじら座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた17戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、秋麗特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた18戦目は、立冬特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた20戦目は、コンサートボーイ里帰り特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4歳（2011年）

1月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた23戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた24戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月11日、中8週で迎えた25戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。