ブルベアアルジェン（2016年生、母ドリーミングバード）

ブルベアアルジェン（2016年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋Ａｒｇｅｎｔｏ（イタリア語で銀色）より」。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時8歳）と交配したドリーミングバードが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は今川満良。主な勝ち鞍は2019年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今川満良から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって864万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月15日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた9戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3歳（2019年）

6月18日、約7か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦の能登舳倉島賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

8月11日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

9月13日、中4週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた12戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のミアフィリアに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月23日、中0週で迎えた13戦目は、3歳戦のすうさん記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったチューダーローズに詰め切れず、約15馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のまねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた16戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったキングリキュールに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、落合渓谷賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月3日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下雅之騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下雅之騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミスジャスミンに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（2020年）

1月8日、中0週で迎えた20戦目は、フユイチゴ特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山下雅之騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた21戦目は、雪見賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下雅之騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山下雅之騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のハイカラコマチに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、紅梅賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下雅之騎手（11戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山下雅之騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下雅之騎手（13戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山下雅之騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のアベニンローズに3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月17日、中1週で迎えた27戦目は、花水木特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山下雅之騎手（15戦4勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた28戦目は、ファンです★笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山下雅之騎手（16戦4勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山下雅之騎手（17戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で山下雅之騎手（18戦4勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で山下雅之騎手（19戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4b（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で山下雅之騎手（20戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ラディアンスウェイに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月14日、中7週で迎えた33戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた35戦目は、中尾高原賞（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般B7 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた38戦目は、陽奈望16歳おめでとう記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、木下智史の当てるまで帰れま10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大原浩司騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月4日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大原浩司騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた42戦目は、出会いそして感謝多佳子へ（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は10戦連続で大原浩司騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた43戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた44戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。