ヒッグスボソン（1999年生、母ターフジョイ）

Higgs Boson

1999.04.19

ヒッグスボソン（1999年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時7歳）と交配したターフジョイが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦0勝。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 14戦0勝 [0-0-1-13/14]
• 総賞金 国内: 15万円
• 生年月日: 1999年4月19日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 千葉四美 水沢
• 馬主: 池谷誠一
• 生産者: （有）登別上水牧場
• セール落札価格: 840万円; セレクトセール サラブレッド 当歳
• 抹消情報: 中央：2002年7月18日抹消; 地方：2004年11月1日抹消

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 2歳新馬
• 日付/馬齢: 2001年10月27日/2歳
• コース: 東京芝1400m 左
• 着順: 13着
• オッズ/人気: 166.8倍/14番人気
• 馬番/頭数: 13番/14頭
• 天候: 晴 19.2℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.0/ラスト=12.2
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 10-11
• 馬体重 増減: 416kg -4
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 吉田豊 53.0kg

血統

概要

母のターフジョイは中央1勝（函館芝[1000m]）。祖母のシヤダイアンブリーは地方5戦1勝2着1回。曾祖母のアンブリーは海外16戦0勝。父のフジキセキは中央G1・1勝（中山芝[1600m]）。

近親馬

• • 全従兄: キングファラオ 1990/JPN/リアルシヤダイ
  キングファラオ
• • 全従兄: エアチャリオット 1991/JPN/サクラユタカオー
  エアチャリオット
• • 全従兄: サクラエキスパート 1993/JPN/サクラチヨノオー
  サクラエキスパート
• • 全従弟: ウインジーニアス 2000/JPN/バブルガムフェロー
  ウインジーニアス

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	7×6*6*7	4.68%
牡	Nearco	7×5	3.9%
牡	Hyperion	7×5*6*6	7.03%
牡	Bull Lea	7×5	3.9%
牡	Pharamond	6×6	3.12%
牡	Mahmoud	6*7×6	3.9%
牡	Rabelais	6×7	2.34%
牡	Blandford	6×7	2.34%
牡	Blenheim	7×6*7	3.12%
牡	Ksar	7×6	2.34%
牡	Blue Larkspur	7*7×7	2.34%
牡	Phalaris	7×7*7*7	3.12%
牡	Swynford	7×7*7	2.34%
牡	Discovery	7×7	1.56%
牡S	War Relic	7*7	1.56%
牡M	Pharos	6*6	3.12%
牝	Almahmoud	5×5	6.25%
牝	Lavendula	7×5	3.9%
牝	Selene	7×6*7*7*7	4.68%
牝M	Lady Angela	4*5	9.37%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 サンデーサイレンス 1986 （USA）		Halo 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Cosmah	Cosmic Bomb
				Almahmoud
		Wishing Well 1975 （USA）	Understanding	Promised Land
				Pretty Ways
父 フジキセキ 1992 （JPN）			Mountain Flower	Montparnasse
				Edelweiss
		Le Fabuleux 1961 （FR）	Wild Risk	Rialto
				Wild Violet
父の母 ミルレーサー 1983 （USA）			Anguar	Verso
				La Rochelle
		Marston's Mill 1975 （USA）	In Reality	Intentionally
				My Dear Girl
			Millicent	Cornish Prince
				Milan Mill
母の父 ノーザンテースト 1971 （CAN）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Lady Victoria 1962 （CAN）	Victoria Park	Chop Chop
				Victoriana
母 ターフジョイ 1988 （JPN）			Lady Angela	Hyperion
				Sister Sarah
		モデルフール 1963 （USA）	Tom Fool	Menow
				Gaga
母の母 シヤダイアンブリー 1976 （JPN）			Model Joy	War Jeep
				Model Beauty
		アンブリー 1957 （USA）	Ambiorix	Tourbillon
				Lavendula
			Japonica	Bull Lea
				Hydrangea

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 7

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2003/01/13 水沢	ダ1300m 不 曇	4歳C2	トウカイラグーン 1.1	5 / 9	2枠 2番	陶文峰	54kg		9人			432	+3
2003/01/04 水沢	ダ1300m 不 曇	4歳C2	オクトーバースノー 2.9	8 / 9	5枠 5番	陶文峰	54kg		8人			429	-1
2002/12/23 水沢	ダ1300m 良 曇	3歳C2	スターライナー 3.1	9 / 9	3枠 3番	陶文峰	54kg		8人			430	+5
2002/12/09 水沢	ダ1300m 重 曇	3歳C2	トーヨーシカゴ 2.8	8 / 9	8枠 8番	陶文峰	53kg		7人			425	+2
2002/11/25 盛岡	ダ1200m 重 雨	3歳C2	ソニックヒーロー 2.7	11 / 12	6枠 8番	村上忍	54kg		8人			423	+2
2002/11/11 盛岡	ダ1200m 稍 曇	3歳C2	ヤマニンストーム 1.3	9 / 12	6枠 7番	陶文峰	53kg		3人			421	-1
2002/10/28 盛岡	ダ1200m 不 雨	3歳C2	ナムラフラワー 0.0	3 / 12	3枠 3番	陶文峰	53kg		5人			422	+6
2002/10/14 盛岡	ダ1200m 良 晴	3歳C2	ヤマニングローブ 1.1	4 / 10	8枠 9番	陶文峰	53kg		5人			416	+6
2002/07/07 福島	芝2000m 良 晴	3歳未勝利	シンドバットカラー 5.9	15 / 16	3枠 5番	小林淳一	55kg	209.4	16人	1-1-4-11	43.2 / 34.9	410	-4
2002/06/02 東京	ダ1200m 良 晴	3歳未勝利	グッド 5.5	15 / 16	5枠 10番	木幡初広	55kg	453.7	16人	8-6	41.4 / 37.2	414	-8
2002/05/25 東京	ダ1200m 稍 晴	3歳未勝利	ニシノゲッカビジン 3.3	13 / 16	1枠 1番	木幡初広	55kg	139.0	12人	7-6	40.2 / 36.4	422	+2
2001/11/11 東京	芝1400m 不 晴	2歳未勝利	グラステイオー 2.6	12 / 13	5枠 7番	吉田豊	54kg	50.1	10人	10-11	39.2 / 36.5	420	+4
2001/10/27 東京	芝1400m 良 晴	2歳新馬	エーピーパミール 1.5	13 / 14	8枠 13番	吉田豊	53kg	166.8	14人	10-11	36.3 / 37.7	416	-4
2001/10/13 東京	芝1600m 良 晴	2歳新馬	シンボリクリスエス 2.4	9 / 9	8枠 9番	田中勝春	53kg	77.7	8人	6-7	37.2 / 37.2	420

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、池谷誠一によって840万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月13日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3歳（2002年）

5月25日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

10月14日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた14戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。