ドリームテイント（1995年生、母テスコカザン）

Dream Taint

1995.06.06

ドリームテイント（1995年6月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時7歳）と交配したテスコカザンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月2日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

11月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のオトミサンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1998年）

6月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

8月8日、中6週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオリンピアゴディバをハナ差だけ差し切って制した。

10月11日、中2週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

4歳（1999年）

3月27日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の乗鞍特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。