ワカサパピア（2001年生、母ワカサイナズマ）

ワカサパピア（2001年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋蘭のパフィオペディルムの語源（女神アフロディーテの愛称）」。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時12歳）と交配したワカサイナズマが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原伸幸。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月27日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたドリームバローズ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したエーピーシャトルを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた9戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月21日、中6週で迎えた10戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬売店組合冨田売店杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。