ハートビートボーイ（2009年生、母マイネフューチャー）

ハートビートボーイ（2009年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「胸高鳴る少年」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時17歳）と交配したマイネフューチャーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害6戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂本牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、坂本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、橋場勇二によって315万円で落札された。

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月4日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3歳（2012年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオードゥルルドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

5月27日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（7戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた14戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月18日、中8週で迎えた15戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2013年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月31日、中7週で迎えた18戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月20日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。