ショウナンラブリー（1993年生、母トシシゲレインボー）

ショウナンラブリー（1993年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヤツジアンジエルーチ（当時10歳）と交配したトシシゲレインボーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

10月7日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3歳（1996年）

1月20日、中7週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したシエンマッハにクビ差届かず2着となった。

2月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（8戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

8月11日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（10戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブランドモンタナを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の木更津特別（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（12戦1勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月23日、中9週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（13戦1勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、6着を確保した。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の尾頭橋特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4歳（1997年）

4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（14戦1勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（15戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月16日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（16戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

10月12日、中7週で迎えた21戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大江原隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のエアファントムに半馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5歳（1998年）

1月24日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月28日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた26戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。