トキオシンフォニー（1995年生、母Seewillo）

Tokio Symphony

1995.03.14

トキオシンフォニー（1995年3月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDanzig（当時18歳）と交配したSeewilloが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月1日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は366kg。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、コネクションパートに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のロードアクションに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月17日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。