ドリームムサシ（2007年生、母タイキミステリー）

ドリームムサシ（2007年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋生産牧場での名前。宮本武蔵のように強くなって欲しい」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時7歳）と交配したタイキミステリーが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の神鍋山特別。

経歴

デビュー前

当歳のとき、平野牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、平野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって2,205万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額3,500万円（17.5万×200口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月6日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

5月26日、中5週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のノワールエルージュを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月27日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、芦屋川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4歳（2011年）

9月10日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

11月30日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、武庫川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5歳（2012年）

2月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに22kg減らして迎えた10戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4月26日、中8週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた14戦目は、紫蘭特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月16日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、チャレンジカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアプローズレディーをクビ差振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

7月29日、中1週で迎えた16戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、サンシャイン特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月30日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。