プロティウス（1996年生、母コウミョウクイーン）

Proteus

1996.05.19

プロティウス（1996年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時13歳）と交配したコウミョウクイーンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）イスズ牧場。戦績は、中央平地2戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,100万円（21万×100口）で一口馬主が募集された。

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

3月6日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタヤスバラードをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。