プリンスキング（2003年生、母ライプマインド）

プリンスキング（2003年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王子＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のユウキサンデー（当時11歳）と交配したライプマインドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は中村司。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、競勝牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

清水日出男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

10月25日、デビュー戦は伊藤千尋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスオペラに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月2日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのバブルガムフェロー賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3歳（2006年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、3歳オープンのJA門別馬舞米特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの端午特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳オープンの夏草特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月26日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、ベガ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤千尋騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、メイショウドトウ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤千尋騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザシュネルから3/4馬身差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤千尋騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤千尋騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた12戦目は、オーガニック北海道特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤千尋騎手（11戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサクラトレゾアをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

12月12日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

4歳（2007年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2-11 12 13（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったタイアルディーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴィーナスキャットに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月4日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた18戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。