カネサイミラクル（2003年生、母グラフティバンダム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、斉藤栄吾によって210万円で落札された。

石川栄厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2005年）

10月8日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた2戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したネットコミュニティを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るインペラトルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2006年）

2月14日、中8週で迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったシュータースヒルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月5日、中6週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月15日、中9週で迎えた6戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は田中力騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。