レジュークレール（2020年生、母ハイフィールド）

レジュークレール（2020年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「澄んだ瞳(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時17歳）と交配したハイフィールドが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はへいはた牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月20日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月24日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったグレノークスにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2023年）

1月7日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったエスシービビに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったキープスマイリングにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原優介騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のスペシャリストを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月6日、中7週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で原優介騎手（5戦1勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で原優介騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

9月30日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は原優介騎手（7戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（8戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

4歳（2024年）

3月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。