マサクロス（1992年生、母ブルータイヨー）

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

5月7日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のソウケンオウに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた3戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあじさい賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の対馬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた7戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の深草特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦1勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の能生特別（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したパーティプラザを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。

12月17日、連闘で迎えた13戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4歳（1996年）

5月11日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた15戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、6着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプラントテンパレを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

7月20日、中2週で迎えた17戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の村上特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったラウンドトリップに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月31日、中3週で迎えた19戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

5歳（1997年）

2月1日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

3月15日、中5週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコウユータイセツをクビ差振り切って制した。