マンジュ（2020年生、母エンプレスボード）

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐竹学から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会野路一治によって440万円で落札された。

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2022年）

8月28日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は573kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシントーツバキを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2023年）

2月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミストラル特別（川崎ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月4日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月17日、中5週で迎えた4戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアウラー特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月21日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヴェルトラオム特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のスピア賞（川崎ダート900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小林捺花騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月13日、中3週で迎えた7戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、迅雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプラウドウィッチを異次元の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、剛塊賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

12月11日、中4週で迎えた9戦目は、闘魂賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（2024年）

1月5日、中3週で迎えた10戦目は、閃雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、雷鼓賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したパイナに3/4馬身届かず2着となった。

3月15日、中6週で迎えた12戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、鳴雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。