ゴーストオトゥトオ（2006年生、母センターアンジェロ）

ゴーストオトゥトオ（2006年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時9歳）と交配したセンターアンジェロが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、地方29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石橋本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって315万円で落札された。

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

8月28日、デビュー戦は田中力騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は423kg。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイヅルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の龍珠特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のジュメイラビーチカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3歳（2009年）

4月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の竹筍特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎駿騎手（8戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎駿騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

4歳（2010年）

3月22日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎駿騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で石崎駿騎手（11戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎駿騎手（12戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で石崎駿騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石崎駿騎手（14戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で石崎駿騎手（15戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で石崎駿騎手（16戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で石崎駿騎手（17戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で石崎駿騎手（18戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた22戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（19戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5歳（2011年）

4月29日、約6か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（20戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた25戦目は、千葉ジェッツ賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（21戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（22戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた27戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したブライトカラーズを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（23戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月18日、約3か月の休養明けで迎えた29戦目は、一般C3六七（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（24戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。