アイビーブリッツ（2021年生、母ジュローズ）

Ivy Blitz

2021.02.25

アイビーブリッツ（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(アイビー)+閃光(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時12歳）と交配したジュローズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松本 信行。主な勝ち鞍は2024年の一般C2七。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本信行から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石坂茂によって550万円で落札された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。17頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

5月12日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

6月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、6着を確保した。

7月20日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

8月31日、中5週で迎えた5戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利 サウジアラビア賞（札幌芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、青森県畜産協会 バスツアー記念賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したアールトラストにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るボンジーアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。