ラッキーハンター（2011年生、母ユメノラッキー）

ラッキーハンター（2011年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幸運な狩人」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時10歳）と交配したユメノラッキーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカファーム。戦績は、中央平地13戦0勝、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十十一。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

7月28日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月6日、中7週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月26日、中2週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3歳（2014年）

1月25日、中4週で迎えた7戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月28日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた12戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月27日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

11月12日、中6週で迎えた14戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のボンドマティーニに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、江東湾岸賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出したが、5着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4歳（2015年）

1月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は小林拓未騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入った。

2月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したスマートウインザーに半馬身届かず2着に敗北した。

2月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

5月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブエラに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月30日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた24戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた25戦目は、新宿つつじ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、駒場賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入った。

11月2日、中2週で迎えた28戦目は、明日はJBC賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた29戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月23日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。

5歳（2016年）

1月15日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月12日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた34戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したナイキスパークルを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月8日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。