イズミプレジデント（2006年生、母イズミフリート）

イズミプレジデント（2006年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋社長」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時6歳）と交配したイズミフリートが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）トラストスリーファーム。戦績は、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

渡辺薫厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

10月23日、デビュー戦は林幻騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は451kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアドバンスウォリアに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、カネゼンホープにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（2009年）

1月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルハチメイフェアに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月15日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。