オーマイプレジャー（1998年生、母プレジャースマイル）

オーマイプレジャー（1998年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時11歳）と交配したプレジャースマイルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C3-2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大迫忍によって1,470万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月23日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2002年）

5月5日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、はまなす特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた8戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーソニアから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、群馬のお米ゴロピカリ賞（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた12戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2003年）

3月6日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタマモヒーローに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

4月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダーリンキスミーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月6日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイノライデンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた22戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた25戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイケノカモメに1馬身の差をつけて優勝