ゴーイングビッグ（1989年生、母センゴクエーユー）

Going Big

1989.04.06

ゴーイングビッグ（1989年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時15歳）と交配したセンゴクエーユーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着3回、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

1月6日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 雨/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ブランドアートに交わされて5馬身差の2着となった。

3月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政人騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田政人騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田政人騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月20日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田政人騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田政人騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ヘイローブライトンに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田政人騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴田政人騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で柴田政人騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったシンヨウヒカルを半馬身捉え切れず2着となった。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で柴田政人騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で柴田政人騎手（13戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4歳（1993年）

4月20日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、日勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、嵐山特別（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた17戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。