ディアウス（2022年生、母パドックシアトル）

Dyaus

2022.03.16

ディアウス（2022年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天空の神(インド神話)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時19歳）と交配したパドックシアトルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑利彦によって2,200万円で落札された。

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月1日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月12日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したテーオーミリカンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月26日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジョードリウムに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のホウオウバローロをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。