ゼットウイン（1997年生、母グレイストツプ）

ゼットウイン（1997年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時13歳）と交配したグレイストツプが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地14戦2勝、中央障害12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のグランプリキングに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4歳（2001年）

1月5日、約9か月の休み明けで迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石橋守騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた9戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた11戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた13戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリスマシルバーからクビ差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（7戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンオペラに1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマチカネスケサンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目を収める

11月10日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。