ロッチダンス（1994年生、母ディオーネ）

Roch Dance

1994.03.29

ロッチダンス（1994年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時11歳）と交配したディオーネが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保良雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

1月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月22日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

5月24日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 雨/良）に出走。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月12日、中6週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月23日、中2週で迎えた7戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

10月4日、中5週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。