パワポケチャラット（2016年生、母リスキーディール）

パワポケチャラット（2016年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ちゃらっと（ちゃらくて）速い」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時10歳）と交配したリスキーディールが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2六七。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ライアン祐子によって540万円で落札された。2歳のとき、トド岩高原銀河農場物語から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、柳原達也によって810万円で落札された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月14日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3歳（2019年）

1月6日、中3週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

2月24日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた9戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月10日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のビギナーズカウンター賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

11月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた14戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた15戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、サザンクロス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4歳（2020年）

1月22日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は吉井章騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったロックンルージュに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入った。

3月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月22日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井章騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井章騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のアモローサを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5歳（2021年）

3月23日、約8か月の休養明けで迎えた27戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた30戦目は、うしかい座特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月9日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた32戦目は、うまたせ!&ウラワールコラボ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた34戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた36戦目は、1991 マークカード地方初導入賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は吉井章騎手（12戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた37戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた38戦目は、とかげ座特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

6歳（2022年）

8月7日、約10か月の休み明けで迎えた39戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた40戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。