ニネンイチクミ（2015年生、母ジェニーリンド）

ニネンイチクミ（2015年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「二年一組。馬主経験二年目なので」。毛色は栗毛。種牡馬のキングズベスト（当時18歳）と交配したジェニーリンドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C3三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、藤本彰によって324万円で落札された。

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月14日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

7月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

8月25日、中6週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

9月28日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた6戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月14日、中2週で迎えた8戦目は、慎ちゃん婚活がんばって記念（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2019年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のミニョンヌを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3月12日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のヘーゼルを3/4馬身振り切って2勝目を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

5月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川進也騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西川進也騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた18戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハルカカナタに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5歳（2020年）

2月11日、中6週で迎えた27戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のコメハチクンを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

4月7日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた31戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた35戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた36戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月17日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた38戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（10戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のホワイトニングに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月3日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。