メイショウワシュウ（2017年生、母フラッパーウィング）

メイショウワシュウ（2017年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鷲羽山より」。毛色は栗毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時8歳）と交配したフラッパーウィングが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2021年のファイナルレース(一般C3-9)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって604.8万円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は524kg。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3歳（2020年）

2月9日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

6月20日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた5戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた6戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のディーエスハリアーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルエピキュアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネルエピキュアを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3 21（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクラウンシャインに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（4戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4歳（2021年）

1月1日、中3週で迎えた14戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3 18（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

1月11日、中0週で迎えた15戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3 13（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアズマヘリテージに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた18戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1400m 小雪/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったディロスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月2日、中1週で迎えた19戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチェリージャーマンを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマニールリッヒを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、アザレア特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、曹一郎結婚記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本雄大騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本雄大騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、濱ちゃん祝20歳特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本雄大騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本雄大騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

9月12日、中4週で迎えた29戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた30戦目は、たいせい君誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた31戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（14戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた34戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、別府真衣騎手引退特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

2022年1月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。