ビバマリリン（1995年生、母スタージョオー）

経歴

デビュー前

2歳のとき、松田芳宏から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、小川勲によって262.5万円で落札された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

8月10日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

3歳（1998年）

4月12日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったスギノシャーロットに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月20日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトリプルダイヤを異次元の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

12月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田浩一騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田浩一騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着を確保した。

1月31日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田浩一騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田浩一騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5歳（2000年）

1月30日、約11か月の休み明けで迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雪/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（9戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

5月7日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（12戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月10日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（13戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（14戦1勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（15戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（17戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。