ヒダサンライン（1989年生、母ヒダクロス）

Hida Sun Line

1989.03.15

ヒダサンライン（1989年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時11歳）と交配したヒダクロスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

12月8日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったトウショウエクセルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1992年）

1月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月18日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ニュースヴァリューに交わされて5馬身差の2着となった。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したトウショウイカルスを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったナイティドリームにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。