ウインネクタル（2017年生、母ベイビーローズ）

ウインネクタル（2017年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話で神々の飲む生命の酒」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時18歳）と交配したベイビーローズが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はトド岩高原銀河農場物語有限会社。

経歴

デビュー前

1歳のとき、トド岩高原銀河農場物語から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって486万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月25日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

2月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた3戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた4戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月11日、中1週で迎えた6戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月23日、中4週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、様似観音山公園賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた14戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。