シルバーデューク（2001年生、母ストロングスズラン）
Silver Duke
2001.04.29
シルバーデューク（2001年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「白銀の公爵」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時17歳）と交配したストロングスズランが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、中央平地28戦2勝2着1回、中央障害13戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下。
経歴
デビュー前
郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2003年）
7月26日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。
9月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
10月12日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、勝ったオオシマドトウにねじ伏せられて7馬身差の2着となった。
11月15日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月27日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
3歳（2004年）
1月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で郷原洋司騎手（9戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギャンブルアゲンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
2月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で郷原洋司騎手（10戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。
3月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で郷原洋司騎手（11戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。
3月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で郷原洋司騎手（12戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず最後はコスモテナシャスと並んで8着同着となった。
4月25日、中3週で迎えた14戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
5月15日、中2週で迎えた15戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
6月19日、中4週で迎えた16戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。
4歳（2005年）
7月17日、約13か月の休み明けで迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（13戦1勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
7月31日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（14戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。
8月20日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（15戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
11月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（16戦1勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた21戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（2006年）
1月23日、中4週で迎えた22戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
2月11日、中2週で迎えた23戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月11日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。
4月2日、中2週で迎えた25戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月13日、中5週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。
6月24日、中5週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のラダマンテスに1馬身3/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
7月29日、中4週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月2日、中4週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月23日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月15日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（17戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（18戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。
12月2日、中4週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（19戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
12月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（20戦1勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のボナパルトを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
6歳（2007年）
1月8日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた35戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（21戦2勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（22戦2勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
2月17日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の立川特別（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（23戦2勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
3月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。
4月22日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた39戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（24戦2勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。
6月30日、中9週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた40戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月28日、中3週で迎えた41戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。