メイケイハクオー（2003年生、母キリクリスタル）

メイケイハクオー（2003年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋白王。芦毛の王様」。毛色は芦毛。種牡馬のエアジハード（当時8歳）と交配したキリクリスタルが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

10月29日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月4日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったサクセスラゴーラに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2006年）

1月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

6月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田嶋翔騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田嶋翔騎手（6戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で田嶋翔騎手（7戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で田嶋翔騎手（8戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田嶋翔騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

10月14日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。