イツモニコニコ（2021年生、母オルトリンデ）

Itsumo Nikoniko

2021.02.06

イツモニコニコ（2021年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「いつも笑っている」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時10歳）と交配したオルトリンデが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はメイタイファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月3日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のディーエストッキーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月4日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に敗れた。

3歳（2024年）

2月17日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた5戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6月9日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、バンドシェルに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月30日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

9月1日、中8週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田中健騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月3日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中健騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。