トリプレーテ(2022年生、母ザフィーナ)

Triplete

2022.02.24

トリプレーテ(2022年2月24日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「三冠、ハットトリック(西)。3つの何かを成し遂げること」。毛色は鹿毛。種牡馬のSaxon Warrior(当時7歳)と交配したザフィーナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって4,070万円で落札された。

武英智厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2024年)

7月14日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬函館芝1800m 晴/良)に出走。馬体重は474kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利札幌ダート1700m 曇/稍重)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手(1戦0勝)。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利札幌ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手(2戦0勝)。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

11月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利京都ダート1400m 曇/良)に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月30日、中1週で迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利京都ダート1400m 晴/稍重)に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3歳(2025年)

1月18日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利中京ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は横山典弘騎手(1戦0勝)。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利小倉芝1200m 雨/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利京都ダート1400m 曇/稍重)に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた9戦目は、3歳未勝利阪神ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は横山典弘騎手(2戦0勝)。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利京都ダート1400m 晴/重)に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利京都芝1600m 曇/重)に出走。鞍上は横山典弘騎手(3戦0勝)。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利阪神芝1600m 外回り 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手(4戦0勝)。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月2日、中7週で迎えた13戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利札幌ダート1700m 晴/良)に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラルフテソーロにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利札幌ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で森田誠也騎手(1戦0勝)。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利札幌ダート1700m 小雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で森田誠也騎手(2戦0勝)。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2025年9月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。