イーグルアイ（1991年生、母イーグルフォレスト）

イーグルアイ（1991年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時11歳）と交配したイーグルフォレストが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地29戦1勝2着2回、地方23戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月6日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3歳（1994年）

1月8日、中6週で迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3月6日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月16日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた16戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた18戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったペニーブリッジに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月27日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は安田康彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したマチカネハルノコエを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンカリーナを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の立待岬特別（函館ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた22戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた24戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4歳（1995年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた26戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた27戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた29戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5月22日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた31戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた32戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月4日、中3週で迎えた34戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた38戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた39戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた40戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は椿山昭彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた42戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた43戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は椿山昭彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で椿山昭彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1996年）

2月19日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた46戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた47戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、スプリング特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた48戦目は、春蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた49戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた50戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤本靖騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた51戦目は、あじさい特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた52戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤本靖騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。