フジノマイヒメ（1996年生、母セイフクライト）

フジノマイヒメ（1996年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時15歳）と交配したセイフクライトが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河育成牧場。戦績は、地方18戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の屋形船特別(一般C2イ)。

経歴

デビュー前

飯干秀人厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1999年）

5月21日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウジンセピアに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月9日、中2週で迎えた2戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴーイングハンターに5馬身の差をつけて優勝

6月24日、中1週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワイルドプリンスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったルグランにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

9月29日、中8週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リネンジャンボにクビ差交わされて2着となった。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のハーバーブリッジに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のりんどう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のこまどり賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2000年）

1月11日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のメジロカムイをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、カトレア特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のニッシンカホーに2馬身の差をつけて6勝目を収める

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブレイヴジェネラルを3/4馬身振り切って7勝目をマークした。

4月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のダンスレディに4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

5月14日、中2週で迎えた18戦目は、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（9戦4勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヘイセイスピードに1馬身半の差をつけて9勝目を手に入れた。