ジュタ（2022年生、母シャンパンエニワン）

Tjuta

2022.02.10

ジュタ（2022年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ウルルカタジュタ国立公園より」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時10歳）と交配したシャンパンエニワンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年のホープフルステークス(G1)で4着に入った他、2025年の若駒ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、吉田俊介から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、レッドホースによって3億5,200万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月24日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るオプレントジュエルを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦1勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入った。

3歳（2025年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミッキーゴールドを半馬身振り切って制した。

3月9日、中5週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月20日、中5週で迎えた5戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（3戦2勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。