シベリアンシチー（1988年生、母バイオレットシチー）

Siberian City

1988.04.23

シベリアンシチー（1988年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のライラリツジ（当時7歳）と交配したバイオレットシチーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は井本 文雄。戦績は、中央平地19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 19戦1勝 [1-2-0-16/19]
• 総賞金 国内: 1,289万円
• 生年月日: 1988年4月23日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 目野哲也 栗東
• 馬主: （株）友駿ホースクラブ
• 生産者: 井本 文雄
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 2馬身半

ベストレース

• レース名: 3歳新馬
• 日付/馬齢: 1990年9月30日/2歳
• コース: 中京ダート1000m 左
• 着順: 2着
• オッズ/人気: 4.1倍/2番人気
• 馬番/頭数: 10番/11頭
• 天候: 雨 19.8℃
• 馬場状態/馬場速度: 不良/極遅
• レースラップ: 平均=12.0/ラスト=12.6
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 2-2
• 馬体重 増減: 460kg -6
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 松本達也 53.0kg

血統

概要

母のバイオレットシチーは中央平地11戦0勝2着4回。祖母のリンネルンドは中央平地38戦3勝2着12回、中央障害4戦0勝。曾祖母のジーゲリンは中央平地27戦3勝2着3回。父のライラリツジは海外13戦2勝。

近親馬

• • 半従姉: ヤンゲストシチー 1986/JPN/ミルジヨージ
  ヤンゲストシチー

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	6*6*6×6*6*7*7	9.37%
きS	Rabelais＝Simone	7*7	1.56%
牡	Northern Dancer	3×3	25%
牡	Precipitation	4×6	7.81%
牡	Nearco	5*5×5*5*6	14.06%
牡	Hurry On	5*6×7*7	6.25%
牡	Hyperion	5*6×5*6*7*7	10.93%
牡	Blandford	6*7×7	3.12%
牡	Gainsborough	6*7*7*7×6*7	6.25%
牡	Blenheim	7×7*7	2.34%
牡M	Man o' War	7*7	1.56%
牝	Friar's Daughter	6×7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Lyphard 1969 （USA）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Goofed 1960 （USA）	Court Martial	Fair Trial
				Instantaneous
父 ライラリツジ 1981 （USA）			Barra	Formor
				La Favorite
		Sheshoon 1956 （GB）	Precipitation	Hurry On
				Double Life
父の母 Riverside 1966 （GB）			Noorani	Nearco
				Empire Glory
		Renounce 1957 （GB）	Big Game	Bahram
				Myrobella
			Refreshed	Hyperion
				Monsoon
母の父 ノーザリー 1972 （USA）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Politely 1963 （USA）	Amerigo	Nearco
				Sanlinea
母 バイオレットシチー 1983 （JPN）			Morn Again	Sun Again
				Morning
		テスコボーイ 1963 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
母の母 リンネルンド 1970 （JPN）			Suncourt	Hyperion
				Inquisition
		ジーゲリン 1961 （JPN）	カバーラツプ二世	Cover Up
				Betty Martin
			ヒロイチ	ヒロサクラ
				名月

血統分類

• サイアーライン: リファール系
• ファミリーナンバー: 4-m

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1992/03/08 中京	ダ1000m 良 晴	5歳以上500万下	シンコーチャン 2.4	13 / 16	7枠 13番	東田幸男	56kg	108.9	14人	11-11	37.6 / 36.5	466	+2
1992/02/09 京都	ダ1400m 良 曇	5歳以上500万下	ビワラッキー 1.5	9 / 11	2枠 2番	本田優	56kg	49.0	9人	8-6	/ 37.1	464	-2
1992/02/01 京都	ダ1800m 重 曇	5歳以上500万下	トウカイブルボン 2.6	11 / 13	8枠 13番	本田優	56kg	110.1	12人	3-3-3-5	/ 37.1	466	0
1992/01/19 京都	ダ1800m 良 曇	5歳以上500万下	キリシマミズキ 1.4	9 / 16	2枠 3番	本田優	56kg	80.7	12人	5-4-8-10	/ 37.2	466	+2
1992/01/05 京都	ダ1400m 良 晴	5歳以上500万下	スピードイーグル 2.5	14 / 16	2枠 3番	本田優	56kg	44.3	13人	12-10	/ 36.8	464	+2
1991/12/14 中京	ダ1000m 良 晴	4歳以上500万下	ホウセイダイバー 1.2	5 / 16	2枠 4番	東田幸男	55kg	35.7	9人	11-11	36.9 / 36.0	462	+6
1991/12/01 阪神	ダ1800m 良 晴	4歳以上500万下	アフロリュウース 1.7	5 / 8	4枠 4番	本田優	55kg	39.3	7人	5-7-5-6	/ 38.1	456	0
1991/11/24 中京	ダ1000m 良 晴	4歳以上500万下	ワイドアンサー 1.7	5 / 10	1枠 1番	東田幸男	55kg	19.8	7人	5-4	37.3 / 36.0	456	+6
1991/11/03 京都	ダ1400m 良 晴	4歳以上500万下	キョウワタイジュ 0.5	8 / 16	7枠 14番	松本達也	55kg	107.8	14人	5-5	/ 35.8	450	0
1991/10/20 京都	芝1400m 良 晴	4歳以上500万下	タイセイモナリサ 1.5	10 / 10	1枠 1番	本田優	55kg	72.3	10人	2-1	/ 35.7	450	-2
1991/10/05 京都	ダ1400m 良 曇	4歳以上500万下	ヤエノテンリュウ 2.7	10 / 12	1枠 1番	本田優	55kg	56.0	11人	12-12	/ 36.7	452	-4
1991/01/20 京都	ダ1800m 良 曇	寒梅賞 500万下	ジョウテンヒサオー 3.1	7 / 8	3枠 3番	松本達也	55kg	22.9	8人	4-4-7-8	/ 37.1	456	0
1991/01/07 京都	ダ1800m 良 晴	七草賞 500万下	シンホリスキー 3.9	9 / 9	2枠 2番	松本達也	55kg	10.4	5人	2-2-5-8	/ 37.4	456	-2
1990/12/16 京都	ダ1800m 良 曇	3歳500万下	ツインヴォイス 1.1	2 / 7	3枠 3番	松本達也	54kg	24.4	7人	3-3-3-3	/ 38.0	458	-2
1990/12/02 京都	ダ1200m 稍 晴	3歳500万下	ヤマトスフィンクス 1.9	5 / 9	4枠 4番	松本達也	54kg	12.3	8人	4-6	/ 36.3	460	-6
1990/11/04 京都	ダ1400m 不 曇	かえで賞 500万下	グレートアドマイヤ 1.5	6 / 10	8枠 9番	松本達也	54kg	10.9	5人	4-5	/ 34.7	466	+6
1990/10/21 京都	ダ1200m 良 晴	3歳未勝利	(リワードマッドネス) -0.4	1 / 16	3枠 6番	松本達也	53kg	2.1	1人	1-1	/ 35.5	460	0
1990/09/30 中京	ダ1000m 不 雨	3歳新馬	トウカイスマイル 0.1	2 / 11	8枠 10番	松本達也	53kg	4.1	2人	2-2	37.5 / 36.4	460	-6
1990/09/09 中京	ダ1000m 良 晴	3歳新馬	マンノエース 0.4	4 / 15	4枠 6番	松本達也	53kg	5.5	4人	1-1	37.8 / 35.9	466

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったトウカイスマイルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリワードマッドネスに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下のかえで賞（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本達也騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったツインヴォイスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の七草賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本達也騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本達也騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月5日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（8戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた12戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。