ヤマニンクリオ（1983年生、母ヤマニンフェルク）

ヤマニンクリオ（1983年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時8歳）と交配したヤマニンフェルクが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地18戦3勝2着2回、中央障害10戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

5月18日、デビュー戦は4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。鞍上は田原成貴騎手。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカンリィフオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

5月31日、4歳400万下のガーベラ賞（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月28日、4歳400万下のアマリリス賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月11日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月2日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

11月15日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

11月29日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4歳（1987年）

5月30日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月14日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木寿騎手。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったタイガールイスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月27日、5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は武藤善則騎手。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドウカンリーダーを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って勝利をモノにした。

8月8日、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は横山典弘騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイーストスキーを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切ってトップでゴールに入った。

8月22日、4歳以上400万下の立待岬特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったオサイチブレベストに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月13日、ハンデ戦で4歳以上900万下のみなみ北海道ステークス（函館芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5歳（1988年）

7月3日、4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月10日、4歳以上900万下（札幌ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

7月24日、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月8日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡冨俊一騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月30日、4歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月19日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1989年）

1月21日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で岡冨俊一騎手。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で岡冨俊一騎手。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月19日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で岡冨俊一騎手。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月4日、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で岡冨俊一騎手。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月18日、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で岡冨俊一騎手。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月1日、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で岡冨俊一騎手。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月7日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は12戦連続で岡冨俊一騎手。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。