カナハラディライト（1995年生、母メンタルイメージ）

カナハラディライト（1995年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミホシンザン（当時13歳）と交配したメンタルイメージが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着3回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月14日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイダイクインを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったビルトシェーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3歳（1998年）

1月10日、中7週で迎えた5戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったショウナンライブにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

1月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアズサユミを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

7月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた8戦目は、’98フェイスフルレイン特別（2）（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた9戦目は、’98フェイスフルレイン特別（3）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた11戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた12戦目は、’98フレンドリーサドル特別（5）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

4歳（1999年）

3月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。