ホットスル（2011年生、母ユメミツキ）

ホットスル（2011年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ほっとする」。毛色は鹿毛。種牡馬のオレハマッテルゼ（当時11歳）と交配したユメミツキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月1日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

5月3日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で城戸義政騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスペーラを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノリーベを自慢の末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

8月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったルールウイニングに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月30日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカシノミントに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンペラメントホルをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

10月4日、中2週で迎えた12戦目は、季秋特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、最後はグレイゴーストと並んで3着同着となった。

10月18日、中1週で迎えた13戦目は、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（6戦3勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、テンジンハルカゼに交わされて1馬身差の2着となった。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、菊の香特選（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、神楽月特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケイアイレーヴェに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月24日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた18戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた19戦目は、こいぬ座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた20戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズグランプリ（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、おとめ座特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（14戦3勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた23戦目は、かに座特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（15戦3勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、小満特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（16戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた25戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、GC開局20周年記念（佐賀ダート1750m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。