カルストンプレジャ（2003年生、母カルストンジェンヌ）

カルストンプレジャ（2003年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋喜び、光栄」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時14歳）と交配したカルストンジェンヌが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は奥山博。戦績は、中央平地1戦0勝、地方29戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D5一。

経歴

デビュー前

小嶺英喜厩舎（福山）へ入厩。

3歳（2006年）

6月4日、デビュー戦は嬉勝則騎手を鞍上に据えて、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた2戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2007年）

1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るテールウィンドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月18日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノシャインに4馬身の差をつけて制した。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5歳（2008年）

5月8日、約11か月の休養明けで迎えた13戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月18日、中0週で迎えた14戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

7月1日、中5週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3三（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、播磨町大中遺跡特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた18戦目は、ほうせんか賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、京都畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平原透雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた21戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた22戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジュールヴィアンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

10月27日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた24戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、岩木山賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカルメイオーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

12月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1十二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルアフェットを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中0週で迎えた27戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2009年）

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた29戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、鞍掛山レース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた30戦目は、ヒメコザクラレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。