アイビーヒメチャン（2022年生、母マトゥリアルカ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内山田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,100万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月15日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月20日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリトルサムシングをクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

10月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月21日、中9週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に敗れた。

3歳（2025年）

3月23日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

7月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、疾風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月5日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、烈火賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、紅蓮賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた9戦目は、かながわ悪質商法被害防止キャンペーン賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエターナルセイバーを半馬身振り切って2勝目を奪取した。