ネガティヴ（2012年生、母ゴーゴースズカ）

ネガティヴ（2012年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「反対の」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディミツオー（当時11歳）と交配したゴーゴースズカが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。2014年のエーデルワイス賞(牝Jpn3)で3着に入った他、2014年のジュニアグランプリ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

6月5日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のユニークベニューに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のルビー特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったガルノーヴァに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

10月16日、中3週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月5日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

3歳（2015年）

3月2日、中8週で迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

5月26日、中4週で迎えた12戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヒメガミに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のほたる観察会特別3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イッセイフウビに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中3週で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オクラクオウにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の飯山納涼祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の加賀友禅賞（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた17戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、新ひだか建設協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

12月22日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、グッドラック賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4歳（2016年）

1月8日、中1週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

2月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、高麗郡建郡1300年記念賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた21戦目は、リビングふなばしならしの杯（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月11日、中6週で迎えた23戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた24戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ヒスイ賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月19日、中6週で迎えた25戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、武甲山特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月29日、中5週で迎えた26戦目は、春日部ブルーベリー賞（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、コスモデレガンスに半馬身交わされて2着となった。

9月14日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のテレ玉バッハプラザ特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は保園翔也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のトゥルーモーションに4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月18日、中4週で迎えた28戦目は、女郎花特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた29戦目は、小川町のらぼう菜賞（浦和ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2017年）

5月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

7月17日、中9週で迎えた31戦目は、一般C1（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた32戦目は、一般C1（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた34戦目は、こうのす花火大会賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月20日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた36戦目は、深谷牛賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた37戦目は、小川農産物ブランド・オガワン設立記念賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

6歳（2018年）

1月12日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた39戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2十一十二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた41戦目は、一般C2十三十四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋哲也騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた42戦目は、今が最高の乗馬シーズン!!クレイン千葉杯（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋哲也騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2十三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋哲也騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。