ワンダーハッピー（2000年生、母ウインザーローズ）

ワンダーハッピー（2000年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸福」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したウインザーローズが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月30日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3歳（2003年）

3月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり17着に終わった。

7月27日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

11月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のレガシーブリーズに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月27日、中0週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後はタカノヴィガーと並んで5着同着となった。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた11戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた12戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林卓磨騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。