キンショーエース（1994年生、母レディアント）

経歴

デビュー前

3歳（1997年）

3月1日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は402kg。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

7月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったストロングアサヒに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエリモジュピターにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したチェリースイートにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月20日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露したが、4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったイロアにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、シルクベルベットに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったサムソンゼットにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカムイシチーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。