アラビアンダンサー（2003年生、母ロッコーベスト）

アラビアンダンサー（2003年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時8歳）と交配したロッコーベストが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は泉渕瀬牧場。戦績は、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の正樹・利江結婚7周年記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、泉渕瀬牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田口輝彦厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2006年）

7月6日、デビュー戦は筒井勇介騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は449kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月18日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の正樹・利江結婚7周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスピードグラファーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。