ヤマニンペルル（2010年生、母ヤマニンアリュール）

ヤマニンペルル（2010年6月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋真珠（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したヤマニンアリュールが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2013年のジュライフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

2月10日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず17着に敗れた。

4月27日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、原田敬伍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた6戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスペシャルゴールドを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月20日、中6週で迎えた7戦目は、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

9月25日、中0週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、ファビィサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップサテュロス賞（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月26日、中3週で迎えた11戦目は、加賀友禅賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2014年）

3月5日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月23日、中6週で迎えた13戦目は、すみれ特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月4日、中5週で迎えた14戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。