ニンリル（2022年生、母アスティクートレイル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクレイファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

2歳（2024年）

7月12日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は460kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったクマノコに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

10月22日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカジバノウマヂカラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のスパイダー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンピラーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のURAWAなでしこオープン（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

2月26日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月18日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

5月21日、中8週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリトムテールをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月10日、中2週で迎えた10戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、スターチス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のアルキバ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと末脚を伸ばして、最後は2着のキュータローに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月22日、中3週で迎えた12戦目は、デュランタ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、平取町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

9月16日、中5週で迎えた14戦目は、メランポジューム特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、マリーゴールド特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた16戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のシトリン特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。