トシベリー（2009年生、母ノルデンフリマー）

トシベリー（2009年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女優名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時9歳）と交配したノルデンフリマーが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2 25。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

9月29日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月30日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のリバーイングランドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったリネンヴィヴィッドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマネーゲームに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったクィーンジラソーレに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中7週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月3日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。